2006年02月11日

美味しい「水」

先日、スラロームのポールを生けるための穴を地面に開けていたときのこと。

急に庭に置きっ放しになっていた残材を片付けたり、ポール用の穴を開けたりしていたものだから、なんだか突然喉の渇きを覚えた。

暖かな日だったことや、喉が炎症を起こしていたということも、喉の渇きに一役買っていたことだと思うのだが、作業を始める前に、なみなみとコーヒーを注いだマグカップを片手に、これから作業するぞという庭を眺めながらカップのコーヒーを飲んだばかりだったので、いくら喉が渇いたからといって、まだコーヒーを飲み干してからさほど時間は経っていないのに、ここでまた、甘ったるい清涼飲料水やら健康飲料などは飲みたくも無かった。

かといって酸味のある飲み物は基本的に好みではない自分が飲むものといえば、そのとき家にあるもので考えると、あとは牛乳くらいしかない。
若者が同居している家やお酒のみが居る家であれば、スポーツ飲料やミネラルウォーターなどもあるのだろうが、あいにく日中自分ひとりしか居ないような我が家では、普段コーヒー党の私が飲むコーヒーかあるいは牛乳くらいしかそのときには無かったもので、わざわざレモネードなんぞ作るのもカッタルイシなぁと、考えていたら、ふと、外水道に目が留まった。

そういえば、外で、水道から水を採って飲むなんてぇことは、もう二十年近くやったことが無いのではないかということに気がついた。

そうだ、何かといえば自販機だのコンビ二だのに走っている。

わざわざ家に入って何かを作るのよりは、目の前にある水道の蛇口をひねるほうが簡単だ。
都合の良いことに、手元には、先ほどコーヒーを飲み干したばかりのマグカップもある。

子供のころはジュースの種類などもそう今のように多くなかったし、なにより子供はお金を持っていなかった。

喉が渇けば、遊んでいる場所の近くにある水道の蛇口に走ったものだった。
もう、そんな経験何年していないことだろう。

カップが手元にあって蛇口が目の前にある。
これは、そうするしかないだろうといった出来すぎの場面ではないか?

これまで、そこの水道というのは、犬達の世話や洗車、庭の水撒きにしか使ったことが無い。
そういう使われ方をしていた蛇口から自分が口にするための水を汲むという行為には、どこか違和感を感じてしまい、ちょっと勇気が要る。そう、おかしな「勇気」だ。

マグカップを蛇口の下に置き、蛇口をひねった。
いつも犬達の世話をしているときのように、普通に「水道水」が流れ出る。

人間というのはおかしなものだ。

それまでそこの蛇口から水を汲むことに、ちょっと、いや、かなりの違和感があったのに、いざ蛇口から水が流れ出てくると、それまでに持っていた違和感は遠のき、今度は、飲むのに美味しく感じられる「冷たい水」が出てくるようにと、最初に流れ出てきた部分はすぐにカップからこぼし、少し蛇口から水を流れるままにする。
ちょっとしてからまたカップをその流れの中に差し入れて、「飲み頃」の水を汲み取っていた。

カップの中に水が満ちて、蛇口から流れ続ける水を止め、おもむろにカップの水に口をつけた。

!美味しいじゃん!
水道水ってまずいものと決め付けていたが、この季節は、その冷たさが、水の臭みを感じさせず、いつも口にするべたべたとした飲み物よりも全然うまいぞ!

きっとそれは、先ほどまで体を使っていろんなことをやっていたから、暑さが水の美味しさをいっそう際立たせていたのではないかと思った。

冷たさが火照った体や炎症気味の喉には非常に心地よい。

何年もの間、外水道の蛇口から水を飲むなんてことはしたことが無かった。

しかし、体を動かした後の水は、こんなに美味しいものだったのかと驚いた。
それはきっと今の季節限定の美味しさなのだとは解っているが、これは絶対にお勧めだね!

皆さん、最近外水道の水を飲んだことありますか?
体を使った仕事していますか?

季節限定、超お安い、サプライズ。こんな身近なところで得られる感動があったとは・・・

ぜひお試しあれ!

posted by Primrose at 06:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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